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  • 執筆者の写真Shino

アロマキャンドルの正しい使い方・煙を出さない消し方・芯のお手入れなど

更新日:4月10日


本日は、意外と知られていない《アロマキャンドルの正しい使い方》をご紹介。


キャンドルの素晴らしさや、その揺らぎの効果などをきちんと実感して頂くために、こちらの記事をぜひ参考にしてみて下さいね。



お気に入りのキャンドルと必要な道具をご用意
お気に入りのキャンドルと必要な道具をご用意

1. キャンドルを使う場所

キャンドルは、周りに燃え移るようなものが無く平らなテーブルなどで使います。

また窓辺やエアコンなどの風がある場所では使用しないで下さい。

風に煽られると黒煙や煤(すす)を出す原因となり、芯も傾いて綺麗に燃焼しないので空調の安定した場所でご使用ください。

先の長いライターとトリーマー&ディッパー
先の長いライターとトリーマー&ディッパー

2. キャンドルの灯し方

キャンドルに点灯する際は、先が細長くなっているライターや、チャッカマンなどをご利用下さい。

付け始めは問題ありませんが、ロウが減ってくるとマッチやライターでは、グラスの底の芯まで火が届かず火傷の恐れが出てくるためです。


キャンドルは初回の点灯時間が大切
キャンドルは初回の点灯時間が大切

表面全体が溶けるまでご使用ください
表面全体が溶けるまでご使用ください

3. キャンドルを灯す時間

購入後、初めて使用する真新しいキャンドルは、大きさにもよりますが1〜3時間ほどをおすすめしています。

目安としては、溶けて液状化したロウがグラス内の表面全体を覆うくらいです。

2回目以降も、溶けたロウが表面全体に広がるまでお使い下さい。


短時間(5分~30分以内)で消さないように注意してください。 短時間の使用を繰り返してしまうとトンネル現象が起こってしまいます。


キャンドルのトンネル現象とは

芯の中心だけが溶け進み、周りのロウは溶け残って穴の開いたような状態となります。 一度トンネル現象が起こったキャンドルは元に戻しにくいので気をつけて下さいね。


キャンドルはロウに浸して消します
キャンドルはロウに浸して消します

4. キャンドルの消し方

ついついお誕生日ケーキのように、『ふーっ』っと息を吹きかけて消したくなってしまいますが、これはアロマキャンドルではNGの消し方となります。

息で吹き消してしまうと溶けたロウまで勢いよく飛び散ってしまったり、せっかくお部屋をアロマの香りで満たしたのに煙のせいで焦げ臭くなり台無しとなります。


では正しいアロマキャンドルの消し方は。。。?というと


火の付いた芯を倒し、溶けたろうに沈めて消す。

ウィックディッパーを使用して火を消します
ウィックディッパーを使用して火を消します

こうして火を消すと、焦げ臭いニオイも煙も一切出ません。

キャンドルをお手入れする際に使用するウィックディッパーをお持ちの方はそちらを使って火を消します。


ウィックディッパーとは、キャンドルの火を消すのにとても便利な専用道具です。

お持ちでない方は、ピンセットや金属製のものなどで代用が可能です。


ウィックディッパー各種1,320円(税込)
ウィックディッパー各種1,320円(税込)

倒した芯はすぐに中央へ立たせておきます
倒した芯はすぐに中央へ立たせておきます

倒して火を消したキャンドルの芯は、すぐに元の位置に真っすぐ立てましょう。


芯を浸したままにしたり、曲がっていると次回使う際に火を灯せなくなります。

必ずロウが溶けているうちに真っ直ぐに立たせてあげて下さい。

また芯をロウでコーティングしておく事で、乾燥も防げ次の使用で火が着火しやすくもなります。


5. キャンドルを育てる

アロマキャンドルは、きちんと大切に使えばロウと芯を効率よく燃焼させて最後までキレイにお使い頂けます。 例えば、芯が長くなっていると火が大き過ぎるのでロウをたくさん吸い上げてしまいます。

その場合は、ウィックトリマー(芯をカットする専用のハサミ)を使用して芯を5-10mmにカットしてお手入れしておきます。


ウィックトリマー各種1,980円(税込)
ウィックトリマー各種1,980円(税込)

また、キャンドルの芯の種類によっては先端に煤が溜まって黒い塊ができてくる事があります。

それを放置したまま火を着火すると、パチンと爆ぜて黒い煤(すす)が飛び散ってしまうので黒い塊に気が付いた際はぜひウィックトリマーかハサミなどで取り除いておいて下さいい。


6. キャンドルの保管方法

高温多湿を避けた直射日光の当たらない、平らで涼しい場所で保管して下さい。

可能であれば密閉しての保管がおすすめです。

アロマキャンドルの香り成分が飛ばず、購入時のままの香りを維持できます。

フタ付きのアロマキャンドルはそのまま保管することができますが、パッケージやフタの付いていないキャンドルの場合、当店ではインテリア性も兼ねてガラスドームで魅せるような保管方法をおすすめしております。


また夏場の保管にはより注意が必要となります。

植物性のロウからできているソイワックス、ココナッツワックス、ベジタブルワックス等は融点が40-50℃と低いので、夏場に高温になる場所で保管しているとロウが溶け出したり、表面がボコボコしてしまう事があります。

品質に問題はありませんが、傾けたりする事でロウをこぼしてお部屋を汚してしまう恐れもありますのでご注意下さいませ。


キャンドル専用道具はあるととっても便利です
キャンドル専用道具はあるととっても便利です

以上がリッチキャンドルのおすすめする正しいアロマキャンドルの使い方・消し方・お手入れ方法となります。


この記事で少しでもアロマキャンドルにご興味を抱いて頂ければ幸いです。

また、これからキャンドルライフを始めてみよう!と思って下さったらなお嬉しいです♪


長い文章を最後までご拝読頂きまして、ありがとうございました!

暮らしにアロマキャンドルがそっと寄り添うような、素敵なキャンドルライフをお過ごし下さい。









Rich Candle(リッチキャンドル)

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